「3D地形図」のQ/A
Q1.基にしている地図が国土地理院の基盤地図情報とのことですが、地図を構成している情報は
「東京日影図」等の東京都デジタルマッピング製品と同じでしょうか?例えば、等高線などは
ありますか?
基盤地図情報は「東京日影図」のデータの中から、道路、建物、河川・湖沼、行政界、鉄道、街区
といった「基盤」になるデータのみを取り出したようなものです。また、等高線は「測量されたもの」
ではなく、5mメッシュ標高から「生成されたもの」になります。
ただ、「数値地図5mメッシュ(標高)」が欠落している地域では「基盤地図情報(数値標高モデル)
10mメッシュ(標高)」から生成されますので、標高の精度は落ちます。
(参考)[基盤地図情報]は[測量の基準点][海岸線][公共施設の境界線(道路区域界)]
[公共施設の境界線(河川区域界)][行政区画の境界線][道路縁][河川堤防の表法肩の法線]
[軌道の中心線][標高点][水涯線][建築物の外周線][市町村の町・字の境界線]
[街区の境界線]から成ります。
Q2.CADで使用するには、他に必要なソフトがありますか?
CADへの変換は含まれていますので、これだけで充分です。
Q3.出力できる最大サイズはいくつになりますか?
特に制限はありません。
Q4.地図データは何年版のものですか?また、新しい地形図は使用できますか?
これはよく分かりません。一応最新のものだろうとは思いますが。
製品の中に「DMデータを図郭単位に入れ替えるプログラム」が含まれていますので、
地形図データが更新された場合、国土地理院のダウンロードサイトから新しい基盤地図情報
をダウンロードしてDMコンバータを使ってDM標準ファイルを作成できれば、地形データを
順次新しくすることはできます。ただ、DMコンバータで変換される地形データだと建物や
水系が二重に作られたり、地域によっては正しく変換されない(建物や道路)といった問題
があるので、弊社の「3D地形図新版」を使って戴けたら、と思います。
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