AmiXconv3Dと3次元データ
◆AmiXconv3Dの概要
AmiXconv3Dは地形図から出力されるポストスクリプト(ピクセルデータ)を基に、DXF図面を
構築するものです。線データはポリライン、注記データはテキストまたは線分、地図記号はポイントまたは
線分に変換されます。
レイヤは「国土基本図図式」あるいは「公共測量作業規定」に対応したレイヤ分けとなっています。
AmiXconv3Dでは2次元変換/3次元変換のどちらも実行でき、2次元変換では、単位がメートル
の座標数値と、縮尺指定された数値のいずれも可能です。3次元変換では常に座標数値の単位がメートルとなり
ます。図面に即して言えば、1メートルが1ミリつまり常に縮尺1:1000の図面となります。
AmiXconv3Dの3次元変換では、地表面と地物を同時に変換できるため、地表面上に建物等の
地物がのります。また、地表面をゼロベースとして変換することも勿論可能です。
これにより、景観CGのデータや地表面上に3D化された建物データが容易に作成できます。
◆AmiXconv3Dなら景観CGのデータや3D化された建物データが作れる
AmiXconv3Dで地形図を3次元変換する場合、家屋は3Dポリラインや3DFACE、SOLID
(三角柱)の選択ができます。具体的には以下のようになります。
・3DPolyline側面(上面中空)
・3DPolyline側面+3DFACE上面
・3DFACE側面+3DFACE上面
・SOLID
建物を含む3Dデータは、地表面と一緒にデータ変換(この場合地表面上に地物がのります)
したり、地表面をゼロとして変換したりできます。
これらのデータをCGにもっていけば、3Dモデルが手軽に安価で作成でき、便利になっています。
戻る